いよいよ10日後に迫ったIORIMPIA(9月8日)。
IORIMPIAは「超自己満主義」との標語を掲げています。
私が考える「コンテストに関する自己満足」とは決して頑張らなくていい努力しなくていいというものでは決してありません。
本気で頑張ったからこそ、自己満足できるんです。
本気で取り組めたか?その度合いは客観的には測れません。
週5回トレーニング出来て食事も完璧に自炊できる人もいれば、仕事や家庭があって週2回のトレーニングが限度の方もいるでしょう。
決して週2回の方が5回の人に比べて頑張らなかったわけではありません。
それぞれの持つ環境の中でボディメイクに楽しく真摯に取り組めていれば、誰にも憚らずに「自己満足」していいんです
IORIMPIAでは日本屈指の豪華なジャッジ陣が順位を付け、入賞者には様々な賞品が送られます。
折角コンテストに挑戦するからには、より高い順位を目指しトレーニングやダイエット、ポージング練習に取り組む事は当然です。
しかし、当日ジャッジが皆様に付ける順位は決して「あなたがコンテストに向けて行った努力量を順位付けしたもの」ではありません。
ただ単に「当日そのカテゴリーの基準に近い身体」だったかだけなんです。
それぞれ置かれた環境は違い、骨格や筋肉の付きやすさ、体脂肪の落としやすさも個人差があります。
「頑張ったけど他の選手に比べて細いから恥ずかしい」
「予選落ちな気がするから出たくない」
そんな“誰かと比べてでしか楽しさを見出せない”というのはアマチュアスポーツへの取り組みとして不健全だしその競技に未来は無いでしょう。
それぞれの方の頑張りとカラダの変化を近くで見させて頂ける立場の私が、「すごく頑張ったし変わったよね」と思える人が 順位や他の選手と比べた考えが頭を支配し、自らの努力を肯定出来なく、このスポーツを楽しめなくなってしまう姿を見ると胸が痛みます。
当日の順位や他の選手ではなく、自身のカラダの変化に目を向けましょう。
期間中モチベーションが落ちる事も、ついキレ食いすることもあったかもしれません。
でも、振り返って自分なりに頑張れた、ウソが無かったと胸を張れるなら、、、 「自己満足」していいんです。
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